一般財団法人きょういく創造育成財団は、2018年9月19日に設立した、教育に関する新しい財団法人です。
当財団法人はその目的・事業に、我が国の教育の進歩向上に寄与することを目的として、その目的の具現化のために、教育に関する調査・研究及び各種研究機関との交流・連携、教育に関する情報誌等の刊行及び情報提供、研究図書の出版、研修会・セミナー等の開催並びに、教育実践を行う関連機関・団体や個人への助成や支援を掲げております。
教育を取り巻く現状は、これまでになく予測不能な社会の到来などから文部科学省は「Society 5.0 に向けた人材育成~ 社会が変わる、学びが変わる ~」を2018年6月に公表しました。 その中で、特に、共通して求められる力として、①文章や情報を正確に読み解き、対話する力、②科学的に思考・吟味し活用する力、③価値を見つけ生み出す感性と力、 好奇心・探求力が必要であると整理しました。その上で、知識・技能としての語彙や数的感覚などの学力の基礎に加え、人間の強みを発揮するための基盤として、文章や情報を正確に理解し、論理的思考を行うための読解力や、他者と協働して思考・判断・表現を深める対話力等の社会的スキルなど、読み解き対話する力が決定的に重要であるとしています。
これに先立つ2017年3月に、小学校と中学校の新しい学習指導要領が告示され、2018年3月には、高等学校の新しい学習指導要領が告示されました。それぞれの移行措置期間を経て、2020年度、2021年度、2022年度と順次、小学校、中学校、高等学校で実施に移されます。どの校種であっても、児童・生徒が獲得した知識・技能を今後の生活の中で生きて働くものとなるように、つまり未知の状況にも対応できるように思考力・判断力・表現力等の育成につなげ、学びに向かう力や人間性を涵養しようとしています。
一般財団法人きょういく創造育成財団は、単に、知識・技能の習得に止まらず、習得した知識・技能を応用発展することのできる優れた教育実践を行う先生方のために創設された財団であり、今後とも、こうした基本姿勢を貫き、未来のきょういくを創造している大人たち、そして未来を担っていく子どもたちとともに、教育に携わっていきます。
髙野 敬三(一般財団法人 きょういく創造育成財団 代表理事)
名称 | 一般財団法人 きょういく創造育成財団 |
設立 | 2018年9月19日 |
住所 | 東京都文京区向丘1-13-1 |
理事長 | 髙野 敬三 |
目的 |
戦後の日本は、これまで経済成長を背景に、教育・医療・雇用環境など国民生活の上で、国際的に安定した水準を保つことができました。しかし、これからの予測不能な社会においては、大きな変化と直面することになり、そこにある社会の軋みや不安に立ち向かわざるを得ません。このような時期にこそ教育は、児童生徒が豊かな人生を切り拓き、社会の担い手として活躍していくために不可欠のものとなります。 |
役職 | 氏名 |
代表理事 | 髙野 敬三 |
理事 | 松川 禮子 |
理事 | 半澤 嘉博 |
理事 | 美谷島 正義 |
理事 | 忰田 康之 |
理事 | 野口 浩 |
理事 | 阿部 陽一 |
理事 | 井口 廣之 |